2019年7月2日火曜日

雨の日の羽化

昨日までなかったはずだけどクマゼミの空蝉がついているのに気付いた
この梅雨の真っ最中に地上の世界へ飛び立ったようだ
でも今年はまだセミの鳴き声は聴いていない


セミは地中に数年~十数年間いて地上に出てわずか7日位しか生きられない
というのが定説だった
私を含め虫好きの子供も大人も学校の先生も権威ある昆虫学者もみんなみんな
そう思ってきたし図鑑にもそう書いてある。
これって誰が言ったのだろう誰が確かめたのだろう

これを岡山県の高校生が実際に確かめたのだ、863匹のセミを捕まえ
羽にマーキングをして放すそして後日また捕獲するという気が遠くなりそうなことを
その結果、最長生存確認記録はアブラゼミが32日間、ツクツクボウシが26日間、
クマゼミが15日間だったという。実際にはもっと長生きしたのもいるかもしれない
これって凄い成果だと思う教科書も図鑑の表記も変わるかも知れない
何事も聞いたことを鵜呑みにせず確かめることの大切さを感じる
こういう子たちからきっとファーブルが生まれるのだな
他にも常識的に語られていることに違ってるものがあるかも知れない


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